トヤマケンノヒガシガワ通信

富山県の右半分で起こった事。主に飲食をただダラダラと垂れ流していきます。

和牛肴ヒラサワと事務。

会社の事務(妙齢)より、新しいお店が出来たからランチに連れて行けと

連れられたのが

魚津市駅前農協会館前の新店舗。

和牛肴ヒラサワ。

ローストビーフ丼定食という

丼で定食というダブルスタンダード

プロレスでいうとツープラトンといったところか。

事務と2人で大盛りを食う。

f:id:daomon:20190427105928j:image

中々のジューシー肉でまた行こうと思う。

でも毎日はたべれないな。

歳をとったということか。

もう人生のピークはとうにすぎた。

大体のことは経験したし、これからの人生

本当にびっくりする事や、心からドキドキする事など、もうないだろう。

ゆっくり死に向かって転がり落ちていく。

なんだかなぁ。

美味しそうに肉を頬張る事務(妙齢)を見ながら

なんだかやるせなくなった。

明日から連休。

とりあえず寝よう。

 

 

 

 

四十万食堂で漁師達と交流を。

美味しい五目中華を食べに行こうと

先輩に誘われて

午前の仕事を午後にぶんなげ

来ました。

四十万食堂。

 

f:id:daomon:20190422122702j:image
f:id:daomon:20190422122705j:image

動物性のコク全開の野菜塩味のラーメン。

これを80歳のおばあちゃんが

作っているから驚きだ。

それよりも地域密着しすぎて

なかなかたどり着きにくい場所と

ローカル過ぎて初回1人では

入る勇気が必要だ。

じいさん、ばーさんの漁師たちが

小さいコップでビールを呑んでいるのも

印象的だ。

多分このばあちゃんが居なくなったら

このお店もなくなってしまうんだろう。

我々はこれからも

数多くの名店の終焉を目にしていくのかもしれない。

平成から令和に。時代もまた流れ続ける。

俺はこのままどこにたどり着くのか。

漂流教室人間交差点、四十万食堂。

混沌とした気持ちでのの字のかまぼこと

細うち縮れ麺をそっとすするのであった。

 

 

愛しのはばや。神様もう少しだけ。

この街を廻る生業を行いはや10年。

黒部市の古都、三日市町、伝説の居酒屋はばやへ先輩に紹介頂く。

一見さんお断りというお話を聞いていただけに

多少の緊張感を持ちながら入店。

親戚のおばちゃんちに久し振りにきたかのように自然に着席。何と自然な店!

これは 普通の居酒屋には簡単に出せない雰囲気!!

客層は60オーバーのおじさんしかいない。

4時から飲んでいる客がちらほら。

オールなぎら健壱!!!

f:id:daomon:20190325070505j:imagef:id:daomon:20190325070513j:imagef:id:daomon:20190325070520j:image

 

7時には満席。

8時過ぎにはラストオーダーというお店。

f:id:daomon:20190324204551j:image

f:id:daomon:20190324205658j:image

 

 

串とおでんがメインだが

なんでもある。

 

おばあちゃん2人と妙齢のお姉さんの

3人できりもり。

f:id:daomon:20190324205738j:image

 

 

 

聞くところによると

この街の神様は鳥であった為

焼き鳥はこの街の飲食店では古く昔から

ご法度だった。

だがしかし、よそから来たこのはばやが

しれっと焼き鳥を提供したところ

瞬く間に人気店に。

その真似を他の店がしだしたものだから

この街の店は全て焼き鳥を出すことに。

なんていい加減な街だ。

なるほど。

意外とチャンスは足元に転がっているものかもしれない。

もう人生取り返しのつかないところまできてしまった、

神様、僕にもチャンスをくださいませんか?

と焼き鳥を頬張りながら

都合の良いお願いをするのであった。

 

歌唱園とブロウ

仕事で月に数回、富山県イーストエンド、朝日町にいく。

この町には歌唱園という焼肉屋がある。

時々いくが、一度行ったら最後。みんなこの店の虜になってしまう。

f:id:daomon:20190225223734j:image

お世辞に綺麗とは言えない店内。

ゲットースタイル。

鉄皿の隅には茶色い汚れがあるのもご愛嬌。

潔癖を歌うつまらない奴を相手にしない無骨なスタンスは追随を許さない。

f:id:daomon:20190225224059j:image

そして皆を黙らせる肉質。大きさ。コストパフォーマンス。

これを食べたら他の焼肉屋が霞んでしまう。

まるで麻薬。

f:id:daomon:20190225225150j:image

麻薬の映画と言ったら

ジョニーデップ、ペネロペのブロウが最高に印象深い。

伝説のディーラー、ジョージ・ユングの半生の物語。

しがない男がカルフォルニア大麻ビジネスからメヒココカイントレードを引き起こし、アメリカを手に入れた物語。

f:id:daomon:20190225225730j:image

この映画でお金の束をBoxと呼ぶ事を知った。

政治家が札束をコンニャク、レンガと言うみたいに。

f:id:daomon:20190225225959j:image

ジョニーデップがかっこいいに尽きる。

狂い咲いている。

そして最後、儚く散る。

焼肉には麻薬とまではいかないが

人を魅了する力がある。

そんな本物の焼肉屋がこの朝日町にあるという事を忘れないように真っ白に凍った大ジョッキを飲むのであった。

f:id:daomon:20190225230708j:image

 

 

ラーメンの店とトレインスポッティング

仕事柄、富山県の東側を周回している。

時々飲食店に入るので思いや感じたことを忘備録のように書き止めようと思う。

f:id:daomon:20190207123917j:image

魚津市上村木にある「ラーメンの店」

という名前のラーメン屋さんに。

鶏ガラベースのあっさりで

ほのかに生姜のかおりが。

縮れ麺細麺がスッキリとやさしい味です。

70代とみられる老夫婦がきりもりされており、思い返すと高校時代に来たことあったなぁ。

こんなラーメンが美味しく感じる歳になったんだなぁと、しみじみ。

 

f:id:daomon:20190207121143j:imagef:id:daomon:20190207121148j:image

トレインスポッティング

高校時代に映画好きのクラスメイトから

オススメされた映画。

当時ビリヤードもやっていたので

ベグビーのモノマネでfuck!!!!

と、当時のビリヤード魚津(今は閉店)で

よく叫んでいたのを思い出した。。

夢も希望もない田舎町で

ドラッグのみが唯一の救いだった舞台。

ひたすらバッドトリップの毎日。

高校時代に何回みたことか。

もちろんサントラも当時買った。

イギーポップとアンダーワールドをこれで

初めて知った。

イギーポップを聴きながら当時

ユアンマクレガーの気分で学校や街を駆け抜けた。

アホだ。だが、当時それがカッコいいと思っていた。

当時手の届くところにドラッグがあったら確実に同じ羽目になってたろうなぁ。

若さは尊い。お金にはかえれない。

 

そう昔を思いながらラーメンをすするのであった。