トヤマケンノヒガシガワ通信

富山県の右半分で起こった事。主に飲食をただダラダラと垂れ流していきます。

8番ラーメンよりまるたかや。

会社の近くにあるので時々いく。

まるたかや。

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いつも大盛りに油かすを三杯から四杯かけ

胡椒をひと回しして食べる。

ここまでは謎のルーティン。

感動も無ければ、がっかりもない。

そう、いつものまるたかやの、あの味だ。

濃厚なコクと醤油のパンチ。

いつも喉が乾くのをわかっていながらスープを飲み干す。

白飯もたまにたのむ。ごばんがスイーツと化す。米が甘く感じる。

ラーメン大喜でも同じ感覚を覚える。

8番ラーメンはなんとなく1人ではなく家族で行くファミリー向けの女子供も安心の戦略。

それに対してまるたかやは労働者やおっさんサラリーマンが一人で汗ダラダラで食べ

明日の健康など省みず、ただ、欲望のまま

油、塩分、炭水化物、肉を貪るための

男の社交場。

いや、男のオアシス、いや男達の鎮魂歌。

胡椒ドバ、油かすドバドバ、スープ完飲が

ここでのマナー。

明日を考えるな。いまを生きろ。

豚串もおいしい。

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昔、富山駅裏の富山県武道館にて小学校の時に

柔道をしていて、試合が終わるといつもこの近くの牛島本店のまるたかやでラーメンと豚串を食べて帰ってきた。

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弱小だったので負けて泣いて食べる

ラーメンはさぞしょっぱい味だったろう。

その頃から男の鎮魂歌を味わっていたとは。

懐かしいなぁ。

おいしいなぁ。

絶対体に悪いよなぁ。

と思いながらいつもお会計で少し悪そうに

お釣りを募金箱にいれる。

あの頃よりおっさんになっていて

悔し涙すら枯れ果てて

日々惰性的に毎日を過ごし

時々泣きそうになるが

来週もまた食べにこようと思うのだ。

ふう。強くなったもんだぜ。